【2018/02/25 20:54】 ハーロック＠松本零士
　『次元航海休載』のコメントのやり取りでふとこう言う比較をした事を思い出したよと。

　ハーロックの全身像を『宇宙海賊～』の頃と『ニーベルング』の頃を見比べて、昔は良かった…な気分になったのは2010年でしたっけ￣▽￣;
　『宇宙海賊』1巻P.64より。

　これがニーベルングのワルキューレ（1998年）ではかなり子供っぽくなってる!!

　確かに少年時代のハーロックはチビだった様ですが、別に上の絵は10代の頃のハーロックって事も有るまいに￣▽￣;

　親父（グレート・ハーロック）はマトモな頭身の時も有るんですけどね。

　ニーベルングは『ラインの黄金』（1992年）と『ワルキューレ』（1998年）で6年以上のブランクが有るんですが、当時はラインですら劣化が激しいT∇T；と嘆いていたのに、ワルキューレは更に悪化していると言う…。
　未だ全盛期の面影が有るラインのハーロックも、顔はともかく頭身は既にチビ化の様相を呈してます。ミーメよりもチビなハーロック…-Д-;

　チビロリ化はハーロックに留まらず女性キャラにも及んでます。少女時代は寧ろ可愛くはなってるんですけどね。

　しかしハーロックまで少女化しなくても…＾＾;

　とは言え近年の絵と比べるとニーベルング時代が未だ上手く見えて来るのが皮肉なもんです-Д-;
　近年はチビ化したまま歪みが酷くなってしまってますし-Д-;　メーテル達も変に企んだみたいな目つきですもん。

　私が知る限りではこれが一番酷いかなと。舞台版999用に描いた絵も散々ファンに嘆かれてますがこれよりは大分マシ…￣▽￣;

　やはり某美術空間が描き殴らせてばかりで、じっくり絵を描く暇を与えないから劣化が酷くなるのでは?　特に色紙でテンプレ化した絵ばかり描いてたら顔しか描けなくなっても仕方有りません。

　年齢的な物は仕方無いにせよ、お年を召してもあまり絵柄が変わってない漫画家もいらっしゃるのは、コンスタントにちゃんとした絵を描いているからでしょう。
　色紙や書画みたいな基本一発描きのラフ絵と、マトモにペン入れして仕上げまでやった絵とでは、同じ描くにしても経験値が全く違いますからね。
　マジで松本先生にはじっくり腰を据えて絵を描く機会を与えて欲しい!!

　…さ～て近々届く『松本零士 無限創造軌道: 80th ANNIVERSARY クロニクル』の新作999が楽しみじゃい（笑）。